パーツフィーダを導入したものの、あまり活用せずに工場内で眠っているということはありませんか?そんな時でも、パーツフィーダはリユースすることができます。ここでは、パーツフィーダのリユースについて解説します。
パーツフィーダを工場で導入したけれど、あまり活用させることなく眠ったままにしている、ということはよくあるかもしれません。こういったパーツフィーダを再利用することを「パーツフィーダのリユース」と言います。リユースすれば、新たにパーツフィーダを購入した場合と比べてコストを抑えられます。ただ、それには以下の条件があります。
これらのような条件を満たした場合にはじめて、パーツフィーダをリユースすることができます。
パーツフィーダをリユースする際、注意すべき点があります。それは、機器の故障です。しばらく使っていない遊休機というものは、何かしらの不具合が起こりやすいものです。このようなトラブルが発生した場合の例と対処法について解説します。
パーツフィーダをリユースする際、突然トラブルが発生する場合があります。たとえば、リユースして出荷する前のランニング中に、突然ボウルフィーダの動きがおかしくなることがあります。ワークが飛び跳ねるほど振幅が激しくなり、その振幅・振動を抑えることもできなくなってしまい、もはや電源をOFFにするしか対処方法がなくなってしまいました。
パーツフィーダを調べてみた結果、トラブルの原因として考えられるコントローラを交換する必要が生じましたが、このコントローラは、リユースを依頼されたパーツフィーダ製造会社とは他社のもので、取り寄せに時間がかかるものでした。ただ顧客としては、一刻も早く製造ラインを復旧させたいため、結局、リユースするパーツフィーダは、注文を受けた会社製の振動機およびコントローラへ入れ替えをすることとなり、費用が余分にかかってしまいました。
リユースする際には、この例のように、突然機器が故障したり、部品交換の納期が間に合わないなどのリスクが発生します。
遊休機は、再利用=リユースすることで新たに導入するよりコストを抑えることができます。ただ、リユースするには、完全動作品であることなどの条件を満たす必要があります。また、リユースする際、機器が故障するなど突然のトラブルに見舞われることがあります。さらに、機器の部品の交換の際、取り寄せに時間がかかり、納期に余裕がなくなるなどのリスクも生じます。
このようなことから、リユースを考える場合は、突然の故障の際の部品交換には、納期に余裕を持つことが大切です。また、リスクを考慮して新規製作かリユースするかを選択することが大事になります。
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