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パーツフィーダの価格・相場は?

パーツフィーダを導入する際に、一番気になるのはやはり価格でしょう。ここでは、パーツフィーダを豊富に揃える通販サイト「モノタロウ」と「ミスミ」でのパーツフィーダの価格相場をご紹介します。ぜひ参考にして下さい。

パーツフィーダの価格相場は

パーツフィーダを豊富に揃える通販サイト「モノタロウ」と「ミスミ」において、パーツフィーダの価格を検索したところ、

といった結果になりました。

モノタロウでは、リニアフィーダが2.5万円~17万円、ボウルフィーダは5.7万円~45万円などさまざまな価格の製品を扱っています。一方、ミスミで扱っているパーツフィーダの価格は、リニアフィーダ2.5万円~22.2万円、ボウルフィーダが4.7万円~109万円でした。

※2021年10月22日時点の価格です。

参照元:モノタロウ HP
https://www.monotaro.com/s/q-%83p%81%5B%83c%83t%83B%81%5B%83_%20%90U%93%AE/?sort=price

参照元:ミスミ HP
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M2100000000/M2101000000/M2101020000/

参照元:ミスミ HP
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M2100000000/M2101000000/M2101010000/

リニアフィーダの価格例

パーツフィーダを豊富に揃える通販サイト「ミスミ」で実際に販売されているリニアフィーダを、価格もあわせて紹介します。

インラインフィーダ ピエゾシリーズ

リニアフィーダ_産機_インラインフィーダ ピエゾシリーズ

引用元:ミスミの総合Webカタログ
(https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221000013133/)

シュート全長200mm~最大700mmまで用意しているインラインフィーダ ピエゾシリーズ。直取付方式・継ぎバネ方式・ゴム脚方式の全形式を揃えており、用途にあわせて選択できます。最もリーズナブルなのは、シンプルな構造の直取付方式。小さなワーク向きで、搬送速度に優れています。

メーカー 産機
価格 28,049円~

リニアフィーダ LFBRシリーズ(板ばね防振タイプ)

リニアフィーダ_シンフォニアテクノロジー_リニアフィーダ LFBRシリーズ(板ばね防振タイプ)

引用元:ミスミの総合Webカタログ
(https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221004992256/)

従来の板ばね防振タイプに比べて、より性能が向上した製品。低反力で、部品供給がよりスムーズかつ高精度になっています。シュート全長最大350mm・450mm・600mmの3タイプから、ワークのサイズや形、重量にあわせて選択できます。

メーカー シンフォニアテクノロジー
価格 58,567円~

直進フィーダL形

リニアフィーダ_NTN_直進フィーダL形

引用元:ミスミの総合Webカタログ
(https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221005343167/)

シュートの設計が分かりやすく、簡単に調整できるのがL形の特徴。それでいて供給はスピーディーかつ滑らかです。薄物ワークにも対応しており、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

メーカー NTN
価格 244,445円

ボウルフィーダの価格例

パーツフィーダを豊富に揃える通販サイト「ミスミ」で実際に販売されているボウルフィーダを、価格もあわせて紹介します。

ボウルフィーダ ピエゾシリーズ

ボウルフィーダ_産機_ボウルフィーダ ピエゾシリーズ

引用元:ミスミの総合Webカタログ
(https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221000013122/)

ファインセラミックスを用いた圧電素子を駆動源としているパーツフィーダ。そのためワークに磁気の影響が及ばず、小物や薄物、磁気ワークの搬送にも適しています。また、エネルギー変換効率が高いため省エネ効果にも期待できます。

メーカー 産機
価格 51,501円~

ボウルフィーダ HFシリーズ

ボウルフィーダ_NTN_HFシリーズ

引用元:ミスミの総合Webカタログ
(https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221005343044/)

超小型ワークや薄物ワークの供給に適しているパーツフィーダ。NTN独自の水平駆動とSMDコントローラによる高周波駆動が組み合わせることで、高速かつ滑らかな供給を可能にしました。サイズは2種類、それぞれ供給方向を時計回り・反時計回りから選択できます。

メーカー NTN
価格 162,964円~

ボウルフィーダ Gシリーズ

ボウルフィーダ_NTN_Gシリーズ

引用元:ミスミの総合Webカタログ
(https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221005343077/)

強力な板ばねユニットと、進化した駆動系を搭載したボウルフィーダ Gシリーズ。大型で重量のあるワークも供給・整列できます。スタンダードなG50形と、より強いパワーをもつG63形の2種類があります。

メーカー NTN
価格 1,201,852円~

パーツフィーダの価格は
見積もりを出してもらうのが一般的

一口にパーツフィーダの費用と言っても、少数のワークに対応する1万円台のものから、大型のワークの安定供給を実現する100万円以上のものまで、メーカー各社が販売している製品の価格はそれぞれ異なり、一概に語ることはできません。

パーツフィーダは、ユーザーの要望に応じて一品一様で製作する装置です。このため、多くの業者では、供給するワーク(部品)の仕様や供給条件を確認した後で、個別に見積りを作成する形をとっています。設計、製作にかかる費用は業者によって違いますし、対象のワーク(部品)や供給条件によって設計と製作日数、材料のコストなども変わります。 気になる方は、まず見積もり依頼をしてみると良いでしょう。「予算が少ない」「できるだけ安く抑えたい」といった場合でも、搭載する機能などを工夫することで対応してくれる場合があります。

まとめ

パーツフィーダにはさまざまな種類があるため、価格・相場を一概に価格を示すことはできませんが、通販サイトでは、リニアフィーダ2万円台〜、ボウルフィーダは5万円台〜各種取り扱っているようです。

より安定した供給・整列で生産現場の効率化を図るためには、商品を購入するだけでなく、自社のワークや使用環境などに合わせてパーツフィーダの調整を行う必要があります。

業者の中には、部品を再利用してコストを抑えてくれたり、予算に合わせてシンプルな構造を提案してくれるところもあります。また、導入費用は高額でも、チョコ停などトラブルの少ない良製品を導入することで、長期的なコストを削減できる場合もあります。

導入の際は、販売価格だけにとらわれず、まずは信頼できる業者に相談してみると良いでしょう。 TOPページではお悩み・課題に合ったパーツフィーダ・メーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【41社から厳選】
現場の要望別
おすすめパーツフィーダ・
メーカー3選

現場の要望別パーツフィーダ‧メーカーのおすすめ3選
パーツフィーダ1台で
多品種のワークに
対応させたいなら
東レ・プレシジョン
がオススメ
東レ・プレシジョン
画像引用元:東レ・プレシジョン公式サイト:
https://www.tpc.toray/
その理由は‥
     

多品種のワークに対応できる無振動式パーツフィーダを提供しているから

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パーツフィーダだけでなく
⽣産ライン全体
任せたいなら
村⽥精⼯
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村⽥精⼯
画像引用元:村田精工公式サイト:
http://www.muratask.co.jp/
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故障やトラブルがあった際に
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画像引用元:シマテック公式サイト:
https://pfd.co.jp/
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■選定条件:
Googleで「パーツフィーダ」と検索( 2023年7月14日時点)して表示されたメーカーの41社うち、
村田精工……最も導入実績社数が多い会社として選出しました。
東レ・プレシジョン……多品種対応している中で、ワークへのキズ対策・整列機能・検査機能など、最も多くの機能を搭載している無振動式のパーツフィーダーを提供している会社として選出しました。
シマテック……唯一、24時間・365日・休日・夜間を問わず修理・メンテナンス・移設に対応している会社として選出しました。