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ネジを整列できるパーツフィーダ

ネジのパーツフィーダに対応しているパーツフィーダ・メーカーのなかから、以下の条件のどちらかに当てはまるものをピックアップしました。(2021年6月調査時点)

※イプロスHP(https://www.ipros.jp/)

各社の特徴をお伝えしますので、メーカー選びの参考に比較してみてください。

村田精工

1965年の創業から50年以上積み重ねてきたノウハウを活かし、パーツフィーダだけでなく、トータルシステムも手掛けています。経験豊富な熟練の職人が多数在籍しており、技術を活かしたオーダーメイドの対応が可能。要望に合わせた「一点もの」を一から構想、設計し提案してくれます。

シマテック

「ユーザー様の立場で考え、より使いやすいパーツフィーダの製作」をモットーに、価格と品質で、満足度の高いパーツフィーダーを提供しています。小回りの利く体制と、これまでに培った人脈を生かし、輸出や海外移転のサポート、周辺機器や自動機、省力化機器、検査機を含めた提案なども行ってくれます。

ヤマト

「部品をスムーズにラインに送り込むだけでなく、少ないパワーで大きな生産効果をもたらすパーツフィーダ」を追求。経験豊富なエンジニア集団による完全オーダーメイドで、エンジン気筒から極小マイクロチップまで、さまざまなワークの生産効率化、省力化に貢献してくれます。

共栄製作

「どこよりも安く・低価格へ」をモットーに、特許出願の独自技術を取り入れた製品づくりで、低価格化を実現しています。振動部とシュート部を一体化した「往復パーツフィーダー1号」は、楕円軌道による高速輸送と跳ね上げる力が特徴的。ネジ・薄物・釘等の整列供給に適しています。

カチタス

パーツフィーダの修理と中古品再生を専門としており、検査用パーツフィーダと特殊仕様の部品供給装置づくりに特化しています。ユーザーにとって使いやすくパフォーマンスの高い部品供給装置を提供するために、ニーズをしっかり把握し、適切な提案を実施してくれるので安心です。

日東精工

工業用のネジの製造を得意とするメーカーであり、ネジを対象とした各種パーツフィーダが複数開発されていることも特徴です。精密ネジをワークにしたディスク式パーツフィーダや、コンパクト設計で使いやすさを考慮したドラム式パーツフィーダなど、導入ニーズや導入先の環境などを考慮してネジ用パーツフィーダを選定できることが強みです。

甲府精鋲

1982年に設立されたパーツフィーダメーカーであり、山梨県に本社を構えつつ国内に複数の自社工場を展開しています。また海外でも工場を設置しており、オフショア開発によってコストを抑えつつ製品の製造を検討できることも特徴です。

ネジ用パーツフィーダは0.5~8.0mmと対応サイズが幅広く、ニーズに合わせて設計してもらえます。

エデックリンセイシステム

愛知県豊橋市にあるパーツフィーダメーカーであり、株式会社FUJIグループの一員としてグループ全体が有する技術やメリットを複合的に活用しています。

ネジの形状やサイズに合わせたパーツフィーダを設計・製造するだけでなく、制御システムのようなソフトウェアに関しても自社開発することでニーズへアプローチ可能です。

まとめ

一口に「ねじに対応するパーツフィーダ」と言っても、その種類はさまざまです。導入の際は、ねじの大きさ・形状・寸法精度・供給能力など、自社のニーズや現場の声にしっかり対応したパーツフィーダを選びましょう。TOPページではお悩み・課題に合ったパーツフィーダ・メーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

現場の悩み・課題に合う
パーツフィーダメーカーを
選びたい方はこちら

ネジを自動供給するメリット・デメリット

メリット

ネジ用のパーツフィーダを導入するメリットとして、まず考えられるものは生産ラインのオートメーション化と効率化です。細かく取り扱い数の多いネジやビスをパーツフィーダで自動供給することにより、次の生産工程へスムーズに部品を供給できるようになります。

また、センサーなどを併用してワークの品質や使用の可否を選別できるようになれば、不具合品の発生リスクを軽減して生産品質の底上げに寄与することも可能です。

マネジメントシステムと合わせて24時間稼働するラインを構築することで、クライアントの短納期ニーズにも対応できます。

デメリット

パーツフィーダを導入するデメリットとして最初に考えるべき点は、導入コストが発生するということです。また、パーツフィーダの機能を安定して利用するためには定期的なメンテナンスも必要であり、ランニングコストについても長期的にシミュレーションすることが欠かせません。

パーツフィーダによって対応できるネジのサイズや形状に制限もあり、せっかくパーツフィーダを導入してもワークの内容が変わってしまって不適合となれば、導入コストのマイナスをペイできない可能性もあるでしょう。

その他、作業環境やスペースによって導入可否が変わってしまうことも問題です。

現場の要望別パーツフィーダ‧メーカーのおすすめ3選
パーツフィーダ1台で
多品種のワークに
対応させたいなら
東レ・プレシジョン
がオススメ
東レ・プレシジョン
画像引用元:東レ・プレシジョン公式サイト:
https://www.tpc.toray/
その理由は‥
     

多品種のワークに対応できる無振動式パーツフィーダを提供しているから

公式HPを見る

電話で問合せる

パーツフィーダだけでなく
⽣産ライン全体
任せたいなら
村⽥精⼯
がオススメ
村⽥精⼯
画像引用元:村田精工公式サイト:
http://www.muratask.co.jp/
その理由は‥

5000社以上の企業の課題を解決してきた熟練の職人が対応してくれるから

公式HPを見る

電話で問合せる

故障やトラブルがあった際に
すぐに駆けつけて
ほしいなら
シマテック
がオススメ
シマテック
画像引用元:シマテック公式サイト:
https://pfd.co.jp/
その理由は‥

休日夜間を問わず修理・メンテナンスに24時間365日で対応してくれるから

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■選定条件:
Googleで「パーツフィーダ」と検索( 2023年7月14日時点)して表示されたメーカーの41社うち、
村田精工……最も導入実績社数が多い会社として選出しました。
東レ・プレシジョン……多品種対応している中で、ワークへのキズ対策・整列機能・検査機能など、最も多くの機能を搭載している無振動式のパーツフィーダーを提供している会社として選出しました。
シマテック……唯一、24時間・365日・休日・夜間を問わず修理・メンテナンス・移設に対応している会社として選出しました。