このページでは、1968年の創業以来、半世紀以上にわたって省力自動化機械の開発や製造を行ってきたパーツフィーダ・メーカーである「中道鉄工」について、パーツフィーダの主力商品の特徴や企業としての強みなどを詳しく解説しています。
中道鉄工は1968年(昭和43年)に創業された企業であり、当時の国鉄(JR)や専売公社(日本たばこ産業)をメインクライアントとして、省力自動化機械の開発・製造を行うために事業をスタートさせました。また、国鉄や専売公社の他にも、ベアリングメーカーや電機メーカーなどをクライアントとして、組立機械や検査機械といった多種多様な機械製品の提供も行っています。
中道鉄工ではシンプルな機械設計や構造にもとづいた製品の開発・製造をモットーとしています。シンプルだからこそメンテナンスをしやすく、故障リスクも抑えられ、さらに製造コストの面でもパフォーマンスを維持しながらメリットを追求するための工夫を考えることが可能です。
導入後のサポートやアフターフォローにも力を入れており、納品して終了ではなく、末永いビジネスパートナーとしての関係性を構築できます。
パーツフィーダでは振動によってワーク同士が接触し、損耗や騒音を発生させるよういんとなりがちです。そこで中道鉄工では「回転」の力を利用して、無振動でワークを整列させる回転システムを開発しました。
回転式の円盤によって、振動を必要としないパーツフィーダです。同じ形状でサイズの異なるワークについても、治具の調整をするだけで変更が可能となっており、形状が異なっているワークの変更も治具を交換することで柔軟に対応することができます。リング欄ではワークが外周円盤に乗って移動し、振動や衝突といったストレスはかかりません。部品が損傷することがない上、騒音リスクも抑えやすくなっており、カメラやセンサといった付属機械の費用も抑えられます。
電圧(V) | 記載なし |
---|---|
電流(A) | 記載なし |
振動数 | 無振動 |
回転円盤式のパーツフィーダであり、カプセルやタブレット、医療材料など医療分野のワークに特化している業界専用パーツフィーダです。回転方式が採用されており、ワークが振動したりぶつかったりしないため、タブレットやカプセルを傷つけたり分量が少なくなったりといったリスクも抑えられています。アタッチメント変更だけで品種の変更も可能です。
電圧(V) | 記載なし |
---|---|
電流(A) | 記載なし |
振動数 | 無振動 |
ホッパー部へワークを投入し、そこから回転する円盤へ搬送されたワークは、回転の力によって整列され取り出しパイプへと移送されます。極端なサイズの違いがなければ、段取り替えも部品交換だけでスムーズに行うことができ、無振動方式になっているため振動によってワークが傷つく心配もありません。油分や水分の付着したワークにも対応を期待できます。
電圧(V) | 記載なし |
---|---|
電流(A) | 記載なし |
振動数 | 無振動 |
ワークを整列・搬送する際、そのままラインの最終工程で必要とされる状態でワークが取り扱われる点が特徴です。そのため、プラネットフィーダで搬送されたワークは、そのままの形で最終工程へ組み上げられるようになっています。搬送スピードを追求しながら、形状や寸法の異なるワークの取り扱いも治具の交換など簡単な作業で変更できます。
電圧(V) | 記載なし |
---|---|
電流(A) | 記載なし |
振動数 | 無振動 |
社名 | 中道鉄工株式会社 |
---|---|
設立年 | 1968年3月 |
資本金 | 1,000万円 |
中道鉄工は無振動タイプの回転円盤式パーツフィーダを得意としており、医薬品のように繊細なワークや、故障・損耗リスクを抑えたいワークなどを取り扱う会社へおすすめです。シンプルな構造による機械設計が重視されており、コストパフォーマンスや導入後のメンテナンスなどにこだわりたい会社にとってもメリットがあります。
■選定条件:
Googleで「パーツフィーダ」と検索( 2023年7月14日時点)して表示されたメーカーの41社うち、
村田精工……最も導入実績社数が多い会社として選出しました。
東レ・プレシジョン……多品種対応している中で、ワークへのキズ対策・整列機能・検査機能など、最も多くの機能を搭載している無振動式のパーツフィーダーを提供している会社として選出しました。
シマテック……唯一、24時間・365日・休日・夜間を問わず修理・メンテナンス・移設に対応している会社として選出しました。