ここでは、パーツフィーダ製造メーカー・大善をリサーチ!特徴や取引実績、商品ラインナップ、会社情報などをご紹介します。
大善の手掛けるパーツフィーダは、単純にパーツや部品の向きを揃えるだけでなく、カメラによる画像選別やセンサー選別などさまざまな機器を活用することで、それぞれのワークに合ったパーツフィーダの製作を実施しています。
また、大善は板金加工ボウルにもこだわっているのが特徴です。一般的にボウルフィーダには板金加工ボウルとNCボウルの2種類に分けられていますが、大善では選別区間を長くとれる板金加工ボウルのパーツフィーダを採用。選別区画を長くとれば、それだけ選別における確実性を高めることが可能です。
パーツフィーダは、メーカーによって得意な選別方法が異なります。大善はタッチメント選別を得意としており、ワイパー選別のようにパーツが詰まってしまう危険性、センサーのように受光量のばらつきによって安定性が異なるなどのトラブルを回避できます。
もちろん、作業環境によってはアタッチメント選別だけでは不十分なケースもあります。その場合にはエアブローや画像処理、センサー選別などを利用。これほどまでにアタッチメント選別にこだわっているのは、「ランニングコストをはじめとしたコストを抑える」という意識を持っているからです。そのため、なるべくアタッチメント選別を採用したパーツフィーダの提供に力を入れています。
パーツフィーダは、どんなに慎重に製作しても、試運転調整の段階で不具合が発見されることがあります。とくに、完成後の流動試験では、製作中には分からなかった現象が生じるケースも多いようです。また短時間の試用運転では見つけられなかった不具合が、長時間運転すると判明する可能性もあります。
そのため、大善ではお客様へ提供したパーツフィーダが安定的に稼働して生産に寄与できるよう、念入りに流動確認を実施。納期までに余裕を持って製作し、なるべく長く連続して運転できるよう努めています。万が一不具合を発見した場合には、早急な手直しを行うことで高品質なパーツフィーダを納品しているそうです。
【41社から厳選】
現場の要望別
おすすめパーツフィーダ・
メーカー3選
公式サイトに記載がありませんでした。
大善が提供するオリジナルボウルフィーダシリーズの中でも、最も汎用性の高い機種がBSシリーズです。駆動周波数が60~90Hzに設定されており、さらにボウルサイズも大膳野ボウルフィーダの中で最大のものがラインナップされているなど、高重量・大サイズのワークの整列供給に対応できることがポイントです。カスタマイズもできます。
電圧(V) | BS-27:100/200 BS-30:200 BS-35:200 BS-37:200 |
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電流(A) | BS-27:1.4/0.8 BS-30:1 BS-35:2 BS-37:2 |
振動数 | 60~90 |
BFシリーズは、大善のボウルフィーダシリーズの中でも駆動周波数が110~150Hzと、振動の細かさが特徴となっているボウルフィーダです。BSシリーズよりも振動が細かいためワークの整列供給や選別についてもより高精度の品質を期待することができます。サイズ別のラインナップも複数あり、100Vと200Vの両方に対応しています。
電圧(V) | 100/200 |
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電流(A) | BF-18:0.6/0.32 BF-21:1.0/0.5 BF-25:1.4/0.8 BF-28:1.2/0.64 BF-30:2.0/1.0 BF-35:2.0/1.0 |
振動数 | 110~150 |
大善のBFシリーズを、導入スペースの選択肢や導入環境の自由度を高められるようにとコンパクトモデルとして再設計しているパーツフィーダです。カバーレスタイプとなっている上、駆動周波数110~150Hzというシビアな選別機能も維持されています。駆動部のサイズによって4サイズがラインナップされておりカスタマイズにも対応可能です。
電圧(V) | 100/200 |
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電流(A) | BF-9:0.14/0.07 BF-10:0.24/0.12 BF-12:0.5/0.24 BF-14:0.6/0.3 |
振動数 | 110~150 |
板バネ防振タイプが採用されている大善のオリジナル直進フィーダです。駆動周波数は120~185Hzと細かい振動が特徴となっており、微細ワークの整列供給に適しています。また、大善のパーツフィーダとして最小モデルとなる「LF-28」がラインナップされていることも特徴です。なお、他社メーカーの振動機本体との組み合わせも相談できます。
電圧(V) | 100/200 |
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電流(A) | LF-28:0.045/0.025 LF-32:0.061/0.038 LF-38:0.1/0.05 LF-50:0.156/0.088 |
振動数 | LF-28:150~185 LF-32:150~185 LF-38:140~170 LF-50:120~130 |
大善のリニアフィーダシリーズであるLFシリーズが、ゴム足防振タイプとしてリニューアルされているシリーズです。駆動周波数が85~130Hzになっており、LFシリーズと比較して振動がやや大きくなっています。反面、カウンターウェイトを装備させることで、従来品よりも長いトラフを搭載させることができるといったメリットがあります。
電圧(V) | 100/200 |
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電流(A) | LF-50-W:0.156/0.088 LF-60-W:0.32/0.14 LF-75-W:0.6/0.32 LF-90-W:1.0/0.5 |
振動数 | LF-50-W:110~130 LF-60-W:90~115 LF-75-W:90~115 LF-90-W:85~105 |
社名 | 株式会社 大善 |
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設立年 | 昭和48年8月14日 |
資本金 | 1,000万円 |
お客様に合わせて柔軟な対応を行っている大善。技術力・アイデア力・品質にこだわっているため、安定したパーツフィーダを手に入れたいと思っている会社には特におすすめです。
また、納期への柔軟な対応も可能としており、通常1か月半~2か月で納品する製品でも、なるべくお客様の希望納期に合わせられるよう努めているのも特徴の1つ。そのため、「なるべく早くパーツフィーダを調達したい」「今までは他社製品を使用していたが、大善の製品を使用したい」という企業にも向いています。
■選定条件:
Googleで「パーツフィーダ」と検索( 2023年7月14日時点)して表示されたメーカーの41社うち、
村田精工……最も導入実績社数が多い会社として選出しました。
東レ・プレシジョン……多品種対応している中で、ワークへのキズ対策・整列機能・検査機能など、最も多くの機能を搭載している無振動式のパーツフィーダーを提供している会社として選出しました。
シマテック……唯一、24時間・365日・休日・夜間を問わず修理・メンテナンス・移設に対応している会社として選出しました。