パーツフィーダーをコントロールするコントローラは、起動や停止、周波数による振動の強弱、センサーやエアーなどを調整して排出能力などの制御まで行います。ここでは周波数可変コントローラについて説明します。
周波数可変コントローラの特徴を紹介します。
パーツフィーダをコントロールする装置には、さまざまな方式のコントローラがありますが、主流はインバーター式です。
周波数可変式コントローラは、周波数を変えられる方式で、各電磁式本体の用途、使用条件等に応じてさまざまな仕様に対応できます。
駆動周波数の設定は、パネルの正面にあるボリュームで行えます。簡単に周波数を設定でき、各種制御に必要な付加機能は標準装備されています。
電源を入れたときや外部信号等で運転開始時に振幅が滑らかに立ち上がるソフトスタートタイマを内蔵しています。
過負荷や短絡地にアラーム表示灯が点灯してお知らせします。
電源電圧の変動による振動の変化を少なくするための制御機能を備えています。
周波数可変コントローラは、簡単なデジタル設定で電源周波数にかかわらずパーツフィーダを運転します。それによって板ばねの調整が必要なくなり、大型パーツフィーダにも適用できます。
■選定条件:
Googleで「パーツフィーダ」と検索( 2023年7月14日時点)して表示されたメーカーの41社うち、
村田精工……最も導入実績社数が多い会社として選出しました。
東レ・プレシジョン……多品種対応している中で、ワークへのキズ対策・整列機能・検査機能など、最も多くの機能を搭載している無振動式のパーツフィーダーを提供している会社として選出しました。
シマテック……唯一、24時間・365日・休日・夜間を問わず修理・メンテナンス・移設に対応している会社として選出しました。