当サイトで紹介しているパーツフィーダメーカーのなかから、医薬品用のパーツフィーダを扱う会社を紹介します。各社の特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
村田精工は1965年に創業したパーツフィーダ・メーカーであり、経験を積んだ専門家が独自のパーツフィーダを組み込んだライン全体を企画・設計してくれます。
食品や医薬品など人々の生活や安全性に直結する分野についても実績を有しており、システム導入後のメンテナンスも日本全国を対象として迅速に対応してくれます。
シマテックはパーツフィーダ本体や周辺機器、製品の検査装置など様々なジャンルの機械導入を支援しているメーカーです。自社製品だけでなく他社のパーツフィーダについてもメンテナンスや修理といった相談に応じてくれることが特徴です。
また、作業環境の総合的な省力化やオートメーション化などもプランニングしてくれます。
アタッチメント選別をメインとしたパーツフィーダを提供しているメーカーです。長い選別区間を有するパーツフィーダを特徴としており、選別の正確さを追求できるため、医薬品のように安全性が重視される製品についても適性があるといえます。
なお、画像処理やセンサー選別などを利用したパーツフィーダもラインナップされています。
1976年の創業以来、クライアントのニーズにマッチしたパーツフィーダの設計・開発を行ってきました。汎用機だけでなく無菌室対応パーツフィーダや医薬品向けゴム栓用パーツフィーダなど、医薬品業界を想定したパーツフィーダも製作しており、作業環境に合わせてオーダーメイドの装置を提案してくれることが特徴です。
JPF認定上級エンジニアやJPF認定特級エンジニアといったスペシャリストが所属するパーツフィーダ・メーカーです。シンプルな構造を持つ製品を得意としており、機器の性能を追求しつつ、トラブルのリスクを抑えていることが特徴です。また、メンテナンスや調整がスムーズに行いやすいため、システムの安全性を保ちやすいことも見逃せません。
ヤマトは完全オーダーメイドのパーツフィーダを提供しているメーカーです。クライアントの要望を踏まえて、企画から設計・製造・設置までワンストップサービスで対応してくれることが強みです。
周辺機器のカスタマイズにも対応しており、アフターサービスに関しても企業の作業環境や実態を考慮してプランニングしてくれます。
1972年から半世紀にわたって、自社一貫体制によるパーツフィーダ提供を行ってきたメーカーです。独自技術にもとづいた製品開発に取り組んでおり、自社製造によってコストを抑え、製品を適正価格で販売していることが強みです。
その他、カメラメーカーなど専門企業と連携して、検査システムの正確性や機能性の向上も追求しています。
NTNでは4タイプの振動本体をシリーズ展開しており、医薬品や食料品、機械部品など様々な分野にマッチするパーツフィーダを提案しています。対象品のサイズや形状に応じて機器を選べる上、クライアントの要望に合わせた周辺機器や付属品のカスタマイズにも対応しており、コストパフォーマンスを高めていけることが特徴です。
前畑精機は多種多様な分野や業界においてパーツフィーダを導入してきた実績を持つメーカーです。サプリメントや医薬品に適合できるパーツフィーダを提供している上、特許取得の技術を活用した製品を設計・開発しています。
使用していないパーツフィーダを再利用して、コストを抑えながらシステムを刷新できることも強みです。
医薬品の錠剤を1個ずつ分離できるパーツフィーダとして、医薬・製薬業界へ提供されている製品のデモンストレーション事例です。錠剤が接触する部位について化学研磨による表面処理が実施されており、品質管理としてパーツフィーダの安全性を高めているだけでなく、見た目の印象を良くして安心感を与えていることも見逃せません。
無菌室環境に適合している、錠剤用のスパイラルパーツフィーダです。本体下部から錠剤が投入され、粉や欠片などを集塵部へ集めながら、問題のない錠剤のみが最上部まで運搬されます。250mmの搬送高がベースになっていますが、ニーズに合わせて1400mmの搬送高にも対応できます。
医薬品の製造現場では、錠剤やタブレットなど医薬品そのものはもちろん、錠剤や薬液を封入する容器といった製品に対してもパーツフィーダを導入していることがポイントです。
人々の健康へ直接に関与する医薬品は、衛生面や品質管理が極めて重要であり、供給過程でワークが劣化・損傷したり、ゴミなどの異物が混入したりするリスクを可能な限り低下させなければなりません。そのため、パーツフィーダとしての設計はもちろん、電解研磨や化学研磨などによる表面処理も重視されます。
無菌室環境など特殊な条件下での利用を前提としたパーツフィーダもあり、医療業界や医薬品業界への導入実績を有するメーカーへ相談することが賢明です。
当サイトでは安全性を追求しながら、クライアントのニーズに合わせてパーツフィーダを提案してくれるメーカーを複数紹介していますので、比較検討の参考情報としてご活用ください。
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■選定条件:
Googleで「パーツフィーダ」と検索( 2023年7月14日時点)して表示されたメーカーの41社うち、
村田精工……最も導入実績社数が多い会社として選出しました。
東レ・プレシジョン……多品種対応している中で、ワークへのキズ対策・整列機能・検査機能など、最も多くの機能を搭載している無振動式のパーツフィーダーを提供している会社として選出しました。
シマテック……唯一、24時間・365日・休日・夜間を問わず修理・メンテナンス・移設に対応している会社として選出しました。