日本部品供給装置工業会

日本部品供給装置工業会とは

日本部品供給装置工業会は、産業界における自動化と省力化へ貢献を目的として、戦後の1985年に設立された団体です。日本部品供給装置工業会へ入会するには、会員から紹介・推薦をしてもらうか工業会へ直接連絡をする必要があります。

会員の種類は正会員・賛助会員・個人会員の3種類で、法人・個人に関係なく入会可能です。

日本部品供給装置工業会の取り組み

部品供給装置の導入指針の公開

工場での作業効率化を実現するのに役立つパーツフィーダは、製作を部品供給装置メーカー任せる企業が多いです。しかし、これでは部品供給に対する理解が不足し、思わぬトラブルを招きかねません。

そのようなトラブルを回避するために、日本部品供給装置工業会ではパーツフィーダへの理解を深め、その価値を正確に認識してもらえるよう、部品供給装置の導入指針を公開しています。

資格認定制度の導入

部品供給装置の営業から設計・製作、保守といった業務に携わる人材育成ならびに技術の向上を目的として、資格認定制度の導入を実施。特に、日本部品供給装置工業会独自の技術である「振動機のツーリング加工技術者」を育て、業界全体の技術水準を高めることに尽力しています。

資格の等級は初級・上級・特級の3種類で、初級資格は資格認定委員会の実施する講習会に参加することで取得可能です。また、有効期限は5年間で、それ以降も会員として活動するためには有効期間の更新が必要となります。

展示会等の開催

日本部品供給装置工業会では、部品供給装置に関する専門展を隔年開催しています。2019年までは「部品供給装置展」として、パーツフィーダの技術と発展をテーマに実施していましたが、2022年からは「国際ロボット展」としてリニューアルしています。

出展物をパーツフィーダからロボット・IoTによる自動ピッキングシステム・管理システムに拡大し、モノづくりに関する技術のさらなる発展に尽力。また、ニーズマッチングを求める企業をサポートする「KOKOKARA Fair（ココカラ フェア）」も同時開催しています。

工業会発行資料の案内

日本部品供給装置工業会では、部品供給技術関連用語集、部品供給装置の導入マニュアル、直進フィーダマニュアル、振動フィーダの運転原理と正しい調整技法といった4種類の資料を用意。工業会に入会していなくても購入可能で、入会者には会員価格で提供しています。なお、FAXまたは公式HPの問い合わせフォームから問い合わせ・注文が可能です。

日本部品供給装置工業会の会員企業一覧

NTNテクニカルサービス

大阪府に本社を構えるNTNテクニカルサービスは、1987年の創業以来パーツフィーダをはじめとしたさまざまな製品を世界各国へ提供している精密機器メーカーです。主力商品であるベアリングは、内輪と外輪の間にボウルを設置。外輪は機械に固定し、内輪の中に軸を挿し込むことで、安定かつなめらかに回転するよう設計されています。

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大阪精工

オーソドックスな材料の加工はもちろん、お客様のニーズに合わせて特殊材料の加工も受け付けています。お客様との直接会話を重視しており、ヒアリングを通して適した性能を提案。完全オーダーメイドの製品製作が基本となっているため、結果的にオーバースペックになる心配がなく、適切な金額に収められるでしょう。

大阪精工の
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共進精器

汎用パーツフィーダのほかに、医薬・特殊パーツフィーダや目視検査機を提供しているメーカーです。旋盤加工をはじめとした機械加工品や溶接加工、放電加工など多種多様なニーズにも対応しており、ワークや環境に対して高い技術をもって応えています。なお、振動機には大手メーカーを採用しているため、トラブル発生時でも迅速な対応が期待できるでしょう。

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コーエイシステム

日本国内にとどまらず、世界各国へパーツフィーダを届けているコーエイシステム。卓上型計数機という計数システムも開発しており、より正確かつ効率的に作業ができるようサポートしています。これまでに成型部品や錠剤など、さまざまなワークに対応したパーツフィーダを製作した実績があるため、特殊なワークを扱う会社にもおすすめです。

コーエイシステムの
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産機

「長持ち・省エネ・手間いらず」をテーマとしたパーツフィーダを提供。駆動源にファインセラミックス製圧電素子を採用した「ピエゾフィーダ」は、耐久性の高い高水準の製品です。また、お客様に寄り添った親切・丁寧な販売活動を心がけており、長年の経験を活かした提案を得意としています。小ロット対応や環境に配慮した製品の導入なども可能です。

産機の
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シンフォニアテクノロジー

パーツフィーダのほかに、大型搬入システムやモーションシステム、産業・社会インフラや航空宇宙産業なども行っている会社です。中でも、パーツフィーダはシンフォニアテクノロジーの主力商品であり、創業当初から生産をスタートしています。これまで培ってきた技術を最大限に生かし、高品質な部品供給や整列搬送システムを提供しているでしょう。

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ゼンウェル・オーダード

ゼンウェル・オーダードでは、リテーナ・コッタ・スプリング組合供給機、自動車部品組立検査機、金属部品（3種）洗浄機といった3種類のパーツフィーダを用意。その他に、静音性にこだわったサイレントフィーダーや、省スペースが魅力のクライムフィーダーなどを扱っています。付帯設備も提供しているため、担当者の負担軽減にも役立つでしょう。

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セントラル工業

1976年の創業より、46年にわたって部品の整列・搬入に活用できる製品を開発してきたメーカーです。モータ駆動を利用した「Uターン･ステップフィーダ」や、ワークの絡まりをほぐしながらの供給を可能とした「スプリングメイト」など、常に新しい技術に挑戦しています。サービスのきめも非常に細かく、プラスワンの提案も魅力です。

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ダイシン

微細部品のパーツフィーダのフィールドにおいて、世界レベルのマーケットシェアを誇るメーカーです。お客様の満足を企業の原動力として、ニーズに対応した製品をイチから製造しています。技術のアップデートにもぬかりがないため、「こんなこともできる？」という相談に対してしっかりと応えてもらえること間違いありません。

ダイシンの
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大善

パーツの向きを揃えることを目的とした従来のパーツフィーダとは異なり、カメラを搭載した画像識別なども活用し、多種多様なワークに合った製品を作っています。中でも、板金加工ボウルには強いこだわりがあり、選別における確実性の向上に努めているのがポイントです。また、設計から製作、アフターフォローまで一貫対応しています。

大善の
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ナックフィーディング

静岡県に本社を構えるナックフィーディングでは、メンテナンスの容易さとトラブルの少なさに重きを置いた「シンプル構造」のパーツフィーダを提供しています。構造が複雑でないため耐久性が非常に高く、長い目で見てかなりお得な製品を手に入れられるでしょう。また、技術者1人1人のレベルも高く、サービスの均一性が期待できます。

ナックフィーディングの
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日特コーセイ

山形県に拠点を構える日特コーセイでは、世界の産業界を対象としたパーツフィーダの製造販売などを実施。長年にわたって積み重ねた技術に信頼が寄せられており、専業メーカーとしてたくさんの実績を持っています。日特コーセイの手掛ける「イオナイザパーツフィーダ」は、静電気によるトラブルを解消できる高性能な製品です。

日特コーセイの
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ハヤシレピック

林時計工業と林栄精器の2社が合併して生まれたハヤシレピックは、NC加工機を使用することで精度の高いパーツフィーダを開発しています。NC加工機で製作されたボウルは部品の割れや腐敗などのリスクが低く、長期にわたって安定した作業効率を実現可能です。また、医薬品や食品を扱う際にも安心してもらえるよう、科学的に安全な素材を使用しています。

ハヤシレピックの
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福岡電機

「自然環境との共存」をモットーとしており、自動化・省力化に役立つ装置・システムを開発。エンジニアリングの知識と技術を駆使し、さまざまな生産現場に適合したシステムの提案を行うコンサルティングセールスに力を入れています。また、保守サービスにも柔軟に対応しているため、導入後も頼れるパートナーとなってくれるでしょう。

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前畑精機

パーツフィーダとともに付加機能付きの製品も開発している前畑精機。「スナップリング ドラム式ばらし供給機」など自社開発製品を持っており、バネやCリングなどの絡みやすいワークの安定供給を得意としています。さらに、使用していない製品の再利用にも対応しているため、「中古のパーツフィーダを修繕したい」などにも応えてもらえます。

前畑精機の
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村田精工

パーツフィーダ、ロボットシステム、加工組立機、画像検査機の設計・製作を行っているメーカーです。熟練の職人が数多く在籍しており、従来のパーツフィーダよりもはるかに高性能な製品が手に入ります。これまでの取引実績は5,000社以上となるため、他社で断られた要望にも対応してもらえる可能性が高いです。

村田精工の
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