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【特集】多機能なパーツフィーダとは

このページでは、パーツフィーダに搭載されていると生産性アップにつながる機能について解説し、 多数の機能を搭載するパーツフィーダを紹介します。

パーツフィーダに関する複数の課題を解決したい人は、参考にしてください。

多機能パーツフィーダを導入するメリット

多機能パーツフィーダとは生産ラインの対応力や効率をアップできる機能が複数搭載されたもの。ワークごとに求められる機能を都度導入する手間が無くなるため、導入コストやリードタイムを削減できます。

上位の整列機能が搭載されている場合は省人化につながり、人件費の削減や工場自動化を実現。
多機能パーツフィーダは、コストや生産性など現場で抱える幅広い課題の解決に対応できます。

このページでは、より生産性アップやコスト削減を目指すために、多くの機能を搭載したパーツフィーダを紹介。
多品種ワークへの対応機能をはじめ、多数の機能を搭載している東レ・プレシジョンの無振動式パーツフィーダ「トレフィーダ®」を解説します。

より生産性アップやコスト削減が目指せる「トレフィーダ®」を解説!

東レ・プレシジョン公式HPのキャプチャ画像

引用元:東レ・プレシジョン公式HP:[パーツフィーダ] トレフィーダ®
https://www.tpc.toray/

本記事で解説するのは、東レ・プレシジョンが製造・販売している無振動式のパーツフィーダ「トレフィーダ®」多品種のワーク対応機能をはじめ、低ダメージ整列機能、長短辺判別・整列機能、表裏判別・整列機能など多数の機能を搭載。供給ラインに関するコスト削減やワーク品質を落とさない整列が可能です。

トレフィーダ®はエントリーモデルのSとV、ハイエンドモデルのISといった3製品が提供されています。次では共通機能とモデル別に搭載している機能を紹介します。

公式HPで
トレフィーダ®の機能を確認する

トレフィーダ®の主な機能

多品種ワークへの対応機能

パーツフィーダは1種のワーク(部品)に対して、1種の本体を用意して供給することが一般的です。

トレフィーダ®は本体1台に対して専用パーツを使用することで整列するワークの品種切り替えができます。
現場の作業者で簡単に調整可能だから、本体の交換納期や導入コストが発生しないため、稼動率アップを期待できます。

低ダメージ整列機能

トレフィーダ®は、無振動を活かした低ダメージ整列をすることで、ワークへのキズ・破損を極力抑えることができます。ワーク投入では投入時の衝撃やワーク同士の摩擦を抑え、次工程への送り出しはワークをエアーで浮かせるなど投入から次工程まで低ダメージで整列ができ、ワークの品質を維持することができます

トレフィーダ®のモデル別に搭載している機能

長短辺合わせのほか、面合わせ(表裏合わせ)機能(V・IS)

トレフィーダ®V・ISでは、長辺短辺・表裏面を判別して揃える整列機能が搭載されています。

カメラやセンサーを用いて、ワークの姿勢や面の判定を行います。正しい向きのものは次工程へ、誤った姿勢のものは再整列ルートへ送り出します。

これにより、次工程へ不揃いのワークを供給しないだけでなく、人の手を介すことなく整列ができます

下記動画では、表裏、長短辺方向を判定して整列する様子を確認できます。

計測・検査機器の搭載かつ機器の測定結果に準じた振分け整列機能(IS)

トレフィーダ®ISでは、市販で販売している計測・検査機器を搭載(※)できます。
搭載機器の測定結果ごとにワークの振分け整列ができるので、OK品NG品を振分けることも可能です。
(※搭載可能な機器については要問合せ)

下記動画では、MLCC6面検査ヘッド搭載し、検査・振分けをして整列する様子を確認できます。(採用しているのは、ヴィスコ・テクノロジーズのVTVシリーズ。)

整列対象ワーク(一例)

フェライト部品、表面実装部品(SMD)、各種受動素子、樹脂製部品等、樹脂コネクタ、円柱・円盤形状部品等

※その他のワークについては、要問合せ。

トレフィーダ®を導入したお客様の声

多品種のワークに対応できることで生産効率が向上

導入前は、ワーク品種切り替えをメーカーに返送して調整するため、長期にわたる装置停機による稼働率低下に加え、段取替え工数が発生していました。
導入後は、自社内でガイドを交換するだけで品種切り替えが可能になり、社外調整費用も不要になるなど生産効率が向上
また、調整に際して発生していた設備使用や輸送にかかるエネルギーの削減になり、CO2削減にもつながりました

検査員の削減・省人化を実現

導入前は、検査員による目視検査を行っておりましたが、トレフィーダ®ISを2台導入した後は自動検査が可能になりました。そのため検査員の省人化が図れました。さらに、自動検査により不良ワークの見逃し防止につながりました。

ワーク品質低下の抑制につながり、歩留まりが向上

焼成前ワークにおいて、導入前はキズが発生しやすく品質が安定しませんでしたが、導入後はキズが大幅に減少して歩留まりの改善となった。

また、導入前は振動式パーツフィーダを使用していました。そのため、振動による粉塵発生で清掃やメンテナンスに時間がかかっていましたが、
導入後、無振動になったことで粉塵発生が大きく抑えられて改善となった

まとめ

多機能パーツフィーダは、現場が抱える複数の課題を解決・パーツフィーダの運用を効率化させ、工場の生産性向上につながります

今回取り上げた無振動式パーツフィーダ「トレフィーダ®」は、多品種対応によるコスト削減・ワーク品質低下の抑制・人件費削減・供給ラインの省人化に寄与します。
無振動式パーツフィーダ導入で今より生産性を向上させたいなら、ぜひトレフィーダ®を検討してください。

東レ・プレシジョンの公式HPで
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東レ・プレシジョンの会社情報

会社名 東レ・プレシジョン株式会社
所在地 滋賀県大津市大江1丁目1-40
URL https://www.tpc.toray/
電話番号 【総務】077-545-8801
【営業】077-545-8804
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