このページでは、直進フィーダーについて解説します。直進フィーダーの種類や特徴、直進フィーダーの調整方法をまとめました。
直進フィーダーとは、パーツフィーダーと自動機の間をつなぐシュート付きの振動機です。パーツフィーダーだけではストックできないワークを、直進フィーダーを入れることで安定的に供給することができます。
直進フィーダーにはいくつかの種類があります。
固定型は、下部ベースと架台のベースを直接固定するタイプです。課題に振動が直接伝わるため、しっかりとしたベースと架台が必要になります。そのため小さい直進フィーダーにのみ固定型は採用されます。
板バネ防振型は、板バネを介して下部ベースと架台のベースが固定されるタイプの直進フィーダーです。振動が逃げやすいため、しっかりとしたベースと架台を使用する必要があります。
パーツフィーダーと直進フィーダーの乗り継ぎ部分などで厳格な受け渡しが必要な場合に適しています。
ゴム防振型は比較的大きい直進フィーダーに採用されるタイプで、下部ベースと架台ベースがゴム足で固定されています。振り幅が出しやすく振動調性も容易ですが、直進フィーダーの振動が大きいため、微小ワークには適していません。
エア直進フィーダーは長距離を超高速供給することができる直進フィーダーです。音が少なく傷がつきにくいのが特徴です。
リニアフィーダーは、安心して輸送ができる電磁式ドライブユニットです。板バネと電磁石によって、トラフやシュートに直接振動を与えます。板バネの角度調整ができるため、振り幅や振動角度などを自由に変えることができます。適切な振動でムラなく輸送でき、微粉や微小部品、精密部品などにも幅広く使用できます。
直進フィーダーの調整は、以下の方法で行います。
参照元: シマテック公式HP|直進フィーダの選定
(https://pfd.co.jp/basic/cyokushin/)
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